Swan Styleのスキルアップコラム

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♯ビジネスマナー 「初回商談時に”整えるべき”ポイントとは?」

ビジネスシーンだけでなく

人とのコミュニケーションにおいて

「第一印象が大切である」ということは

周知の事実でしょう。

 

諸説ありますが、

第一印象は大体6〜15秒で決まる、

と言われています。

 

それは目の前の相手が

「敵か味方か?」を

瞬時に判断しないと命に関わっていた動物の本能が

今でも無意識のうちに働いているからです。

 

一度相手に「敵」と認識されてしまうと、

それを覆し、

商談成立にもちこむのは至難の技です。

 

学生時代だったら

「初めて会った時は怖いと思ったけど

話してみたらいいやつだった」と

笑い話にもなるでしょうが、

ビジネスシーンではそうもいきません。

 

だからこそ優秀なビジネスマンほど

第一印象に気を配っているのです。

 

では初めてお客様と会う時に

何に気をつけたらいいのでしょうか?

 

それは大きく分けて

「見た目」「話し方」の2つです。

 

この「話し方」は、

話す内容ではなく、

声やトーン、スピード、間などのことです。

 

有名な「メラビアンの法則」でも

人は目から55%

耳からは38%、

言葉からはたった7%しか情報を得られていない

とされています。

 

あなたがどんなに商品やサービスの素晴らしさを熱弁しても

見た目や話し方の印象が悪ければ

残念ながらお客様は聞く耳を持たないのです。

 

まず「見た目」で大切なことは

「身だしなみ」「清潔感」です。

 

「オシャレ」はどちらかというと

印象を「プラス」にするためにするのに対し、

「身だしなみ」「清潔感」は

「マイナスにしない」ために心がけます。

 

つまり社会人として「最低限のこと」に気を配る

ということです。

 

具体式には

・髪はきちんとセットされ、表情がみえるか

・スーツやシャツにシワやほつれはないか

・爪は伸びていないか

・靴は汚れていないか、等々。

 

見た目ではないですが、清潔感として

タバコや汗の匂いはないか、も重要でしょう。

 

これらは先ほども触れた通り、

できているから好印象になる、というよりは、

できていない場合

「自分の身だしなみも管理できていない人」イコール

「顧客の細かなニーズに対応できない人」とイメージされ、

スタート地点から自分を不利にすることとなるのです。

 

次に「話し方」ですが、

「聞き方」も含まれます。

 

どうやって商品を売り込もう、と

「自分がどう伝えるか」ばかりに目を向けるのではなく、

・自然な笑顔で

・端的でわかりやすい説明をし

・一方的に話すのではなく、お客様の話に耳を傾け

・相槌、うなずき、メモを取る、など

貴重なお客様の時間を無駄にせず、

新たな価値を提供することでお役に立ちたい、

という意識を持って臨むことが重要です。

 

つまり「見た目」と「話し方」を整えることは、

「お客様」を意識することであり、

これらができていない人が

なかなか商談が成立しないのは当然のことなのです。

 

もし自分がお客様だったら

私からこの商品を買いたいだろうか?

 

商談前に鏡に向かって問いかけてみてはいかがでしょうか。