Swan Styleの24 4月 2020

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♯ハラスメント アサーティブなコミュニケーションとは?

こんにちは。ブログ担当の石山です。

 

多くの上司と仕事を共にしてきましたが、
一番辛かったのは、自分の意見を一方的に
押し付けてくる上司です。

 

他のメンバーはあきらめて何も言わなかったのですが、
ある日、私の堪忍袋の緒が切れました。

 

部署全体に関わる話を
たまたま近くにいた私だけに延々と話し続ける上司に対して、
「この件はミーティングの場で部全体に話してもらえませんか?」と
提案口調で言ったつもりでした。

 

しかし、上司はすごい剣幕で
「部下に指示される筋合いはない!」と言い放ち、
その場を去っていきました。

 

急に怒鳴られた私は委縮して
その後、何も提案できなくなってしまいました。

 

パワハラ、モラハラ気味のその上司に対して、
その時の私はどのように伝えればよかったのでしょうか。

 

相手を尊重しながら、自分の意見も主張するという
話し方の型は既に確立されています。

この型は、英語で自己主張の意味を持つ
Assertion(アサーション)という単語をもとに
「アサーティブなコミュニケーション」と呼ばれています。

 

あの時、私がアサーティブなコミュニケーションを知っていたら、
まずは上司の立場や意見を尊重して、
自分なりに一度受け止める返事ができたかもしれません。

その上で、「重要なことなので部全体に話してもらえませんか?」と
返していたら、上司もあの時とは違った反応になったのではないかと思います。

加えて上司にもアサーティブなコミュニケーションを知っていてもらえたら、
少なくとも、ここまでお互いに嫌な気持ちにならずにすんだでしょう。

 

学校でも、職場でも話し方のトレーニングを
受けている人は多くありません。

しかし、適切な話し方のトレーニングを受ければ、
パワハラやモラハラは防げるのではないでしょうか。

リスクマネジメントの観点だけでなく、
社内のコミュニケーションの活性化にも
大きく関係する部分でもあります。

 

研修ならば知識として学ぶだけでなく、
ロールプレイングを行いながら、
講師からのフィードバックも得られるので、
話し方のスキルが確実に身につきます。

 

弊社は、御社の希望に合わせて
オーダーメイドの研修を行いますので、
ぜひご検討くださいね。