Swan Styleの4月 2021

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オンライン会議で押さえておくべき「聞き方」「話し方」

コロナ禍でオンライン会議や商談が急増する中、
「対面よりもコミュニケーションが難しい」と
感じている人も増えているようです。

Zoom(ズーム)やClubhouse(クラブハウス)などの
オンライン上のコミュニケーションでは、
その場の雰囲気など、「目」や「耳」以外から
得られる情報が少なくなってしまうため、
よっぽど意識しないと、伝えたいことが十分に
伝わらなくなってしまうからです。

それではオンラインでのコミュニケーションでは、
いったいどんなことに注意したらいいのでしょうか?

今回のコラムでは、聞き手、話し手、
それぞれの観点から、オンラインでの
コミュニケーションのポイントをご紹介します。

【オンラインでの聞き方ポイント】

Zoomなどのオンラインコミュニケーションで、
話し手以外が全員ミュート(消音)にしてしまうと、
聞き手の反応を判断する材料が
極端に少なくなります。

すると、話し手は話す内容以外にも
意識を削がれるため、
パフォーマンスが下がってしまう傾向があります。

また、聞き手の反応が薄いと、
「話題に興味がない」と判断し、
本来共有するはずだった情報を
出さなくなってしまうなど、
聞き手にもマイナスが生じてしまうことも。

ミュートにしていなくても、
オンラインでのコミュニケーションをする際は、
・声だけでなく首を振ってうなずく
・カメラ目線、自然な笑顔で聞く
など、「ちょっとオーバーな位のリアクション」を
心がけることでコミュニケーションの齟齬が
生じにくくなります。

 

【オンラインでの話し方・3つのポイント】

①反応の合図を決める
前述したように、聞き手の反応が薄いと
非常に話しにくいものです。

「理解したら両手で丸を作ってください」など、
ミーティング中にして欲しい反応の合図を
あらかじめ共有し、こまめに聞き手に確認することで、
理解度合いもわかり、自分も話しやすくなります。

 

②カメラ目線でリアクションは大きく
Zoomで話す際、ついカメラではなく
自分が写っている画面を見ていませんか?
しかし、話し手と目があっていないと、
聞き手の集中力はどんどん下がってしまいます。

カメラ部分に付箋などで目印をつけるなど、
視線を逸らさないような工夫をするのもおすすめです。
当然、笑顔とちょっとオーバーなくらいの
ジェスチャーも必須です。

 

③こまめに要点をまとめる
一般的に聞き手の集中力は
70秒が限界と言われており、
一方的に話を聞き続けるのは辛いもの。

・「これから話す内容のポイントは3つです。
1つ目は〜」とこれから話す内容をひとことで予告する

・「ここまでの話をまとめると〜」と
こまめに要点をまとめて振り返るなど、
聞き手が要点を理解しやすくなるような予告、
振り返りを意識しましょう。

 

オンラインも対面も、相手が「人」であることは
変わりありません。

相手の立場になって、
どうやったら「伝わるのか?」を常に意識することで、
あなたの伝える力はどんどんアップしてくことでしょう。