コロナ禍で変化した「ビジネスマナー」とは
2021年12月09日
コラム担当の齋藤です。
コロナが蔓延して以降、
私たちの生活は一変しました。
ビジネスマナーの世界も、
コロナ前後で大きく様変わりしています。
マスクの着用、リモートによる会議、
ソーシャルディスタンス……。
新しい生活様式は、
これまでの常識を覆すものばかりでした。
そこで今回は、コロナ禍で変化した
「ビジネスマナー」について解説します。
1.日常的になったマスク
私たちの生活における、
代表的な変化といえば「マスク」です。
これまでマスクといえば、
基本的に風邪のときに着けるものでした。
しかし、コロナ禍では、
あらゆる場面でマスクの着用が求められます。
コロナ対策に重要なマスクですが、
ビジネスマナーにおいてはデメリットが多いです。
例えば、声の問題があります。
マスク着用時は、
どうしても声がこもりがちです。
そのため、ある程度の声量で
会話しなければいけません。
しかし、大きな声を出しすぎると、
相手に不快な印象を与えてしまいます。
コロナ禍では、相手が聞きやすい
声量を意識して話す必要があります。
ほかには、表情の問題もあります。
マスク着用時、
相手に伝わるのは目の印象がほとんどです。
目が表情の代わりとなるため、
普段の表情作りでは感情が伝わりにくいです。
好意的な印象を表情に出しても、
冷たい印象に思われているかもしれません。
できるだけ声やボディランゲージも
駆使して伝えるようにしましょう。
マスク越しの場合、
少し大げさなくらいが伝わりやすいです。
2.リモート会議は準備が大切
マスクと同様に、
日常的になったものといえば「リモート会議」です。
リモートなら、外出制限があっても
問題なくコミュニケーションが取れます。
距離や人数による制限も少ないため、
関連サービスが急速に広がりました。
リモート会議中のビジネスマナーは、
基本的に普段と変わりません。
しかし、リモート会議以前に起こる
トラブルには注意が必要です。
リモート会議では、
相手と会話するためにカメラやマイクなどを使います。
その際、機材や設定のトラブルが発生すると、
迷惑をかける原因になります。
こうした事態を避けるためにも、
機材や設定の確認が大切です。
万が一の場合に備えて、
サブのカメラやマイクも用意しておくと安心できます。
こうした事前準備は、
リモート会議する際の基本的なマナーといえるでしょう。
3.ビジネスマナーの基本は変わらない
マスク着用時の会話や
リモート会議における
ビジネスマナーを紹介しました。
どちらのマナーにも共通するのは
「思いやりを持つ」ことです。
マスク越し、画面越しだからといって、
気を配らなくていい訳ではありません。
マスク越し、画面越しだからこそ、
より一層思いやりを持って接してください。
今回紹介した以外にも、コロナ禍には、
さまざまなビジネスマナーが生まれました。
しかし、コロナ禍でも、
基本的なビジネスマナーに変わりはありません。
今までの経験を生かしつつ、
より相手を思いやりながら、
ビジネスに向き合っていきましょう。
カテゴリ:スキルアップコラム