皆さん、こんにちは。スワンスタイル工藤です。
新型ウイルスの拡大に伴い、人材育成業界は3月より延期や中止が相次ぎました。
今年度に入ってからはオンライン化の波への対応に暗中模索、創意工夫の日々を送っています。
コロナと共に生きるこの時代、まさに人類未体験ZONEに突入したように感じています。
今回は、「ウィズコロナ時代の今とこれからをどうやって生きていく?」をテーマにした
オンラインセミナーに参加した際の学びをシェアしたいと思います。
少々長文になりますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
▼イベント概要
参加したのはサードプレイス・ラボというイベントです。
サードプレイスとは職場でも家庭でもない第三の居場所のこと。
人々が自然に繋がり、価値を分かち合える場を 主催の安斎輝夫さんは創り上げていらっしゃいました。
安斎さんは一目でわたしを『人材系出身』と見抜いた方です。(驚きました)。
そしてスピーカーの徳本昌大さんはビジネス茶道でご一緒していたのですが
それまで全く謎な方(笑)でした。でも当日はコロナ以上に影響を受けてしまいました。
▼学びの概要
・遠隔でコミュニケーションマネジメントを行う時代になる。
そのためにオンラインを利用し発信し、信頼関係を作りあげよう。
・オンラインで信頼関係を作るにはGiverになること。
役立つ情報を惜しみなく発信すると、それに反応してくれた自分の価値観に近い人と
自分らしい繋がりができる。
・価値観の変化がすでに起きている。
特にサスティナビリティ、地球環境保護、命への関心は一層高まりそう。
・困難を乗り切る力を持つ人、新しいサービスを開発した人がヒーローになる!
・生き残る会社とは?幸せを感じる働き方を提供する共生型の企業
・コロナ時代を生きてゆくためのヒント10箇条とは(参考図書:ソーシャルメディアを武器にする10箇条)
▼不動産業界に関わるものとして
数多くの学びの中から印象に残ったことを一つ、私見を交えつつシェアしたいと思います。
それは「これから高まる価値観として‘命’がある」ということです。
考えてみればコロナのおかげで
今私たちは、いつもどこかで‘死’を意識しながら生活していますよね。
志村けんさん、岡江久美子さんの死は、とても衝撃的でした。
コロナによる死が一気に近づいた感覚を受けました。
同時に人はその中から何かをつかみ取ります。
‛死’を考える時、人は自然と‛生’についても思いを馳せます。
自然と自分の命の使い方を考える内省へとつながっているでしょう。
また不動産に関わるものとしては命=暮らしと捉え、住宅への価値観も変化するだろうと思います。
企業が交通費削減の為テレワークを継続すれば
間取りやマンション付帯施設にも変化が生まれるでしょう。
ドロップオフィス付きが当たり前になるかも。
また弊社が教育に携わっているマンションコンシェルジュに求められるサービスも
急激な高齢化に伴い数年後には、介護や医療により近い
命に寄り添うことを提供しているかもしれません。
運営上のルールや資格の問題で決して簡単なことではありませんが
まさしくそれこそ「人による最大のサービス&ホスピタリティ」なのではないかと常々思っています。
さてその中で、弊社は、私は、これから先何をしてゆけばよいのか?
きっと答えにはなかなかたどり着けないと思います。
だからこそ、とにかく想像し、考えたいです。
・企業研修
・社員の能力、スキル向上
・不動産業界への貢献
・人によるサービス&ホスピタリティ向上
様々な視点から、まず行動を起こすことから始めてみたいと思います。